歯医者に行くのは大人でも怖いんだよ

何年ぶりかに歯医者に通うことになった。

食事のたびに奥歯が痛くて、もしかしたら虫歯かも、と歯医者を予約した。

前に通っていた歯医者は、先生がとてもそっけなく

クールな感じで腕も良かったし、開所当時から通っており長い付き合いだったが、

なんとなく歳を重ねるごとに、もっと優しくされたい!と思い、長く通わなかったしで、この度別の歯医者を(自宅からすぐの)開拓したのだ。

迎えてくれたのは女医さんでとても優しかった。

歯医者で何が怖いって、あのなんともいえない機械の音だと思う。

あの音をBGMにしたホラー映画があってもよさそうなくらい私には怖い音なのだ。

レントゲンを撮ってもらい、驚くべきことが発覚した。

なんと、奥歯の詰め物が取れていたのだ。

その上、虫歯もちょこっとできているらしい。

 

詰め物が取れて気が付かない自分が信じられないかった。

最近ではなく、ちょっと時間が経っていると先生に優しく言われた。

この歳になると優しい言葉には甘えたくなる。

まるで小学生のように私は真剣に先生の話を聞き、痛かったら、左手を上げてね、と言う言葉に従い、早速麻酔を注射してもらった。

 

お陰で痛みを感じず、あの怖い機械の音も、怖さ半減となった。

 

なんで今まで気がつかなかったのだろう。

鈍感すぎるだろ。

 

と言うわけで、もう少し治すところもありで、しばらく歯医者に通うことになったが、ファーストインパクトが優しさに包まれながら(JUJU)だったので、今後も怖がることなく通えそうだ。

 

ありがとう!

優しい女医さん!

これからよろしくお願いいたします!

時の流れに身を任せ

私はいま、扶養内で週3日働いている。

時間も短く10:00〜16:00の間で、休憩は45分間。

歳も歳だけにこの位がちょうどいいやと思っている。

満員電車は嫌いだし、暗くなってから帰宅するのも嫌だ。

そんな我儘な働き方でも良いと言ってくださる会社に巡り会えたのは一昨年の秋。

本当は働くつもりもなくて、つらつらと求人情報を閲覧していて、なぜかいつの間にか応募して、会社から返事が来て、あれよあれよと事が運んだ。

事務のお仕事であるが、私は事務系の仕事しか多分できない。

アルバイトで美術館の監視などもしたが、根が事務系の女なのだ。

 

そんなこんなで機嫌よく働いてはいる。

私の年代は旧石器時代の働き方だった。

一般職で入った会社は女性社員とは呼ばず、「女の子」と呼んだ。

縁故採用で入った会社は居心地もよかったし安定もしていたが、結婚を期に辞めた。

だけど、結婚してもその職場で働き続けるという選択肢は皆無だった。

同期もそうであったし、会社も結婚退職が当たり前という感じであった。

そういう時代だったといえばそうなのだが、そこまでして勤める意味は見出せない仕事でもあった。

そして、自分の母親がしていたように夫を立て、子供を育て、海外転勤や引越しを重ねてきた。

子供から手が離れ、私は短期アルバイトの形で、事務系の仕事をいくつかした。

一時期、扶養から外れ4年間ほど事務の仕事をしていた。

その時感じた例えようのない開放感。

まとまった収入を得て、税金を納め、健康保険証も自分のもの。

社会に貢献しているような気になった。

扶養される事は楽なようで、実は自由ではないということに気がついた。

いや、私はその分、家の仕事をしているし、PTAの活動もしているし、子育てもしている。

ワンオペと言われるような、そんな生活だった。

時代が違うなんていいわけにしかならないし、生活面でもきっと恵まれていると思う。

不平不満があるわけでもない。

ただ、時を戻せるなら、私はきっと猛勉強をして資格か技術を取って一生現役となるように生きたい。

そんな人生に憧れる。

今までその時、その時は必死だったけれど、自分のために必死になったことはあまりないような気がする。

ポジティブだし、直感型人間なので、憂うことは少ないけれど、嫌なことや辛いことは無理やり蓋をしてきたことも事実だ。

ただ、人のせいにはしたくない。

時代のせいにもしたくない。

時の流れに身を任せ過ぎたことを後悔しているけれど、これからはもっと賢く生きて行きたいと思っている。

 

 

買って良かった2020〜第一回

お題「#買って良かった2020

 

2021が始まって1週間経ったら緊急事態宣言が出ました。

そんな中お気楽に「買って良かったもの2020」を晒すのだ、但し悔恨と共に。

 

良かったんだけどお金使いすぎたよ!とか

良かったんだけど別に無くてもよかったんじゃ的な大手を振ってこれ良かったわあ、奥さんも買うてみなはれ、という感じにはならない良かった2020です!

(そもそも趣向が違うやん)

 

まず!!!

 

9月に購入したApple Watch エルメスver

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初めてのAppleWatchで、買うんだったらエルメスが良いなあって思い購入。

何が良かったかというと、ヘルスケア面が凄い事。心拍数測れちゃうし、血中酸素濃度も測れちゃう。で、自分の心拍数が高めだったので生き急いでいる感が。

あれこれ試して満足みたいな。

将来的にはこれ一つで血圧とか血糖値(無理や)とか測れたらいいのにとか、自分の欲深さも測れちゃったというオチです。

ただ一つ、手の甲側に時計部分を装着するのでSuica機能を使う時、ぐりんと手を捻るのでスマートに改札機を渡れないという。

内側じゃいかんのか。

まあ、盤が大きめなので内側にしてみても、デスクワーク時とても邪魔ではあるけど。

 

機能は普通のと同じなのに何故こんなに高いのかって、それはエルメスだから!革ベルトだけで3万円台するんで、これ一つで普通のAppleWatchが買えるやーんってなるけれど、やっぱり皮の質感は良いしで買って良かったとなったのだ。

前にも購入しようと迷っていたんだけれど、欲しいバンドが売り切れてたりで中々手に入れる事ができなかったので、今回の購入は買うべくして買ったとも言える、と自分を納得させている。

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

イブから今日まで

2021年が始まり本日は1月4日。

何もせずに4日が過ぎた。

明日からは出社だ。

そうこうしているうちに9日から自粛期間に突入するかもとの報道。

いやいや、緊急にしてはゆっくりな決行やな、と思いながらも如何せん経済回らないしで難しい選択なのだろう。

 

年末はクリスマスイブから嵐で大忙しだった。

1ファンが大忙しだったのだから、当の本人たちは物凄く忙しかったに違いない。

ありがたいことだ。

私の忙しいはいかにして彼らの姿を何ひとつ障害物なく見る事ができるのかという目標に向けての真っ直ぐな道だったので、そう忙しいモノではない。

ただ、なぜか変なスイッチが入ってしまい、お節料理は総て手作りするという忙しさに拍車をかけてしまった。

「嵐が頑張っているんだから、私もがんばらなきゃ!」という訳のわからない理論で。

 

おかげで食の面では楽なお正月を迎えたけれど、その分出費も多かった。

総ては「嵐のために」という建前の浪費である。

もう何やってんだか。

 

でも彼らは素敵だった。

笑顔と涙でさようなら、またね、ができた。

ありがとう、嵐。

21年間ご苦労様でした。

ありがとう。

 

そして年が明け、私はちょっとボーっとしていた。

嵐がいない生活なんて考えた事なかったから。

休止ということはわかっていたけれど、本当の意味をわかっていなかった。

あの5人に会えないのだ。

まとまってちんまりした5人に会えないのだ。

昔から5人だけでいる方がおもしろいと言われていた彼らがいないのだ。

実家のような安心感、そんな場所が無くなった。

 

なんということでしょう。

あんだけいたれりつくせりの対応をしてもらっていたのに、この気持ちは。

不甲斐ない。

そんなのだめだ。

私はこのままではダメだ。

上を向いて歩かなければ!明日から出社なのだから!!!

 

とにかくまだまだ心の整理がつかないのである。

がんばれー!私!!!

見て見ぬ振りは出来ない程に

年末恒例大掃除。

1日1掃除を心がければ良いのに、丁寧な暮らしとは程遠いので、随所に目にしたくない汚れがある。

リビングのエアコンもほとんど夏にしか使わないのだが、2013年製のダイキンのエアコンは見るも無残な姿だ。

ダイキンのサイトで調べてみると、今交換できる部品はエアフィルターと光触媒集塵だったのでこれを新しくしちゃえと、購入することにした。

だがしかし、私は大きな過ちを犯してしまう。

エアフィルターは左右に一つずつついている。

交換部品も2つ入ってくるものばかりだと思っていた。

お値段は消費税込みと送料で7,584円とそれなりに高かったからだ。

だが、届いたものは一つだけ。

えーーー!もう一つ頼まなあかんやん!?

もうその事実にエアコンを掃除して綺麗にするという意欲は粉々に散った。

しかも!

そこを綺麗にしたって、吹き出し口を久しぶりに覗いてみれば、めちゃくちゃ汚い。

素人ではどうにもいかないくらいに。

確か2、3年前にプロに頼んだ記憶はあるのだが、そんな記憶は吹き飛ぶほどにカビさんや埃さんが気持ちよく暮らしている環境に成り下がっていた。

 

いやあああ!こんな汚いの我慢できない!

掃除も嫌だし、でもこんな汚いので新年を迎えるのは心情的に無理だ。

 

ということで、私はもう一つフィルターを頼み、プロのお掃除のサイトに申し込みをした。

 

ここまでくると諸々の金額が5万近くになり、ものも7年前のエアコンだし、新しいモノを購入した方がよかったのではないか、という。

しかし、ダイキンのエアコンは高価なのであと少なくとも5年くらいは頑張って欲しい。

うちの夫はダイキンのコンプレッサーに絶大なる信頼を置いているし、こまめに掃除していればきっと良い働きをこれからもしてくれるに違いない。

他力本願ではあるけど、頑張れ我が家のエアコン!きっと来週の今頃は綺麗に生まれ変わっているはずだ!

全てが終わって心穏やかに過ごせますように!

 

 

そういう感じが好きなんです〜ソーイングビー

今夢中で観ている番組がある。

Amazonプライムビデオでシーズン2まである「ソーイングビー」というTV番組。

一言で言うなら日本のテレビ東京「テレビチャンピオン」のような番組。

ただちょっと違うのは、全てがお洒落でセンスに溢れている番組構成。

ソーイングビーは、お裁縫自慢の人達を募集し、プロの審査員(二名)によって毎週勝ち抜き戦で最後に最も技術に優れた一名が選ばれる、と言う番組です。

だけれども、この番組がテレ東と違うのはイギリスというお国柄が及ぼすものか。

とにかく合間で裁縫や生地の歴史や背景を丁寧に解説してくれたり、参加者の日常を見せてくれたり、審査中の挑戦者たちがカフェでお茶をして寛ぐ場面など、なんとも優美な時間を共有できちゃうというという点。

この番組のシーズン2が作られたのは、きっと評判がよかっただけでなく、シーズン1の優勝者がとても素敵な方だった、いやその他のメンバーも熱意に溢れ真剣にお裁縫に向き合う人達だったからではないかなと。

私は、幼い頃母が作ってくれたワンピースや、短大で被服科で学び提出日がギリギリだったとか、良いも悪いも裁縫にまつわる自分エピソードを思い出しながら、優雅にコーヒーを飲みながらこの番組を見ることが今一番の楽しみなのだ。

審査員の含蓄ある言葉やプロから見た厳しい意見の中にも垣間見える優しさも、素晴らしいと思う。

モノを作ることは大好きだけれど、どれも中途半端に終わっている自分にとってはかなり羨ましい番組なのである。

 

シーズンの終わりに、戦いを経験した挑戦者が今現在どうしているか、という紹介も気が利いていてとにかく気持ちがいい。

知り得なかった番組を知ることができるのもサブスクのおかげですね。

 

 

既に年末、されど我が夢は終わらず。

明日から2020年12月。

なんだかとてつも無く早く時間が過ぎると感じるのはきっと年老いたせいだろう。

12月は色々イベントがあるけれど、今年はコロナという菌野郎のせいで全てが今までと違う。

そうは言っても元来家にいるのが大好きなので自粛というものはここ通年やってきているようなもんだ。最早自粛のプロだ。

そんな12月ではあるが、きっと今年の12月は今までとは違う。コロナは置いておいても絶対違うのだ。

1999年にワイハの海からこんにちはしたジャニーズグループが今年12月31日で休止してしまうから。

よくもまあ、こんなに長い間応援できたものだと思うくらい、私の人生は彼等で出来ていた。

日々の糧だったし、デビュー前からメンバーのファンだったので、その思い入れは自分でもびっくりするくらいだ。

大人になってから嵌るとヤバイというのはなんとなく知っていた。

だってお金があるから。

まさか大人になってからガキという年齢にふさわしい青少年(デビュー当時ね)に夢中になるとは思わなんだ。

本当に人生って何があるかわからない。

そんなこんなで今から私は、31日大晦日をどのように過ごすかを真剣に考えている。

 

夫は海外赴任中でこの間帰国は無理。

コロナで帰省も無理(やったぜ)

子供たちはもう大きいので勝手にやるだろう。

さぁ!私の大晦日

どうする!?

どうするもこうするも配信観るんだけどもね!

もうチケット買ったしね!

その前にあれだ、レコの容量空けとかな。

観もしないドラマが溜まってる!

かつて東京ローカル番組だと言われていたVS嵐の最終回が4時間というし、しやがれもなんか長時間やってくれるという。

ありがてえ。

どうしても古のオタクは今の売れっ子嵐に慣れていない。

売れてだいぶ経つのにだ。

国民的アイドルとか言われてんのに。

こんな好待遇いいんですか?って思っちゃう。

 

でもいいのよ。

彼らは頑張ってきた。

ニコニコ笑いながらがも、頑張ってきたのよ(もう母ちゃん)

 

さぁ、どうしよう。

好きな食べ物と飲み物とテッシュを用意して、私は一人でじっくり嵐と向き合いたい。

フレンド機能なんていらん(すまん)

私は一人で自分との21年間のオタク人生にサヨナラを言うのだ。

泣くだろうか。

彼らはきっと笑顔で終わるだろうけど。

私はきっと泣くのだろうか。