そういう感じが好きなんです〜ソーイングビー

今夢中で観ている番組がある。

Amazonプライムビデオでシーズン2まである「ソーイングビー」というTV番組。

一言で言うなら日本のテレビ東京「テレビチャンピオン」のような番組。

ただちょっと違うのは、全てがお洒落でセンスに溢れている番組構成。

ソーイングビーは、お裁縫自慢の人達を募集し、プロの審査員(二名)によって毎週勝ち抜き戦で最後に最も技術に優れた一名が選ばれる、と言う番組です。

だけれども、この番組がテレ東と違うのはイギリスというお国柄が及ぼすものか。

とにかく合間で裁縫や生地の歴史や背景を丁寧に解説してくれたり、参加者の日常を見せてくれたり、審査中の挑戦者たちがカフェでお茶をして寛ぐ場面など、なんとも優美な時間を共有できちゃうというという点。

この番組のシーズン2が作られたのは、きっと評判がよかっただけでなく、シーズン1の優勝者がとても素敵な方だった、いやその他のメンバーも熱意に溢れ真剣にお裁縫に向き合う人達だったからではないかなと。

私は、幼い頃母が作ってくれたワンピースや、短大で被服科で学び提出日がギリギリだったとか、良いも悪いも裁縫にまつわる自分エピソードを思い出しながら、優雅にコーヒーを飲みながらこの番組を見ることが今一番の楽しみなのだ。

審査員の含蓄ある言葉やプロから見た厳しい意見の中にも垣間見える優しさも、素晴らしいと思う。

モノを作ることは大好きだけれど、どれも中途半端に終わっている自分にとってはかなり羨ましい番組なのである。

 

シーズンの終わりに、戦いを経験した挑戦者が今現在どうしているか、という紹介も気が利いていてとにかく気持ちがいい。

知り得なかった番組を知ることができるのもサブスクのおかげですね。